午前中は円安継続も、その後反転、豪中銀後は豪ドル売り優勢=東京為替概況
午前中は円安継続も、その後反転、豪中銀後は豪ドル売り優勢=東京為替概況
ドル円は昨日からの中国当局の金融緩和を含む景気支援姿勢の表明などを受けた円売りが継続する形で、午前中に1ドル=151円55銭と先週の高値を超えて上昇。円安一服後はドル売りが強まり、午後に151円割れを付けると、その後の戻りは151円30銭前後までにとどまり、150円90銭台まで下げている。
クロス円も同様に昨日からの円安が継続する形で午前中はしっかり。ユーロ円は対ドルでユーロ売りが出た分、昨日の高値160円00銭前後には届かなかったが159円80銭台を付けた。その後は円安が一服し、午後に159円38銭を付けている。
ユーロドルは午前中のドル高局面で1.0550割れを付けた。ドル高一服もあって戻すと、午後に入って1.0568まで上昇。
12時半の豪準備銀行(中央銀行)金融政策会合は市場予想通り政策金利を据え置いた。声明ではインフレリスクなどを継続して警戒も、データが弱まっていることに言及しており、市場の利下げ期待につながる形で豪ドル売りとなった。0.6410ドル前後から0.6380ドルまで下落。対円では97円00銭前後から96円46銭を付けた。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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