アジア株 上海株は4日続落、来週の製造業PMIを警戒 ネットイース急落、純利益が予想以上に落ち込む
アジア株 上海株は4日続落、来週の製造業PMIを警戒 ネットイース急落、純利益が予想以上に落ち込む
東京時間11:16現在
香港ハンセン指数 17520.12(-120.88 -0.69%)
中国上海総合指数 2843.92(-4.85 -0.17%)
台湾加権指数 21969.19(-179.64 -0.81%)
韓国総合株価指数 2694.57(-13.10 -0.48%)
豪ASX200指数 8001.10(-25.86 -0.32%)
アジア株はまちまち、今夜のパウエルFRB議長の講演を前に警戒感が高まっている。
香港株は反落、週末を前に利益確定の売りに押されている。ネットイースは13%超急落。第2四半期決算の純利益が前年同期比18%減の67億6000万元と、市場予想以上に落ち込んだことが懸念されている。バイドゥやシャオミ、レノボ、美団などほかのハイテク関連も連れ安。九龍倉置業地産投資や恒隆地産、新世界発展など不動産株も軒並み下落している。
上海株は4営業日続落、来週の経済統計への警戒感が高まっている。当初15日に予定されていた1年物MLF金利が26日に公表される。突如延期されたことから金利引き下げ期待が広がっている。もっとも引き下げたところで中国経済には焼け石に水だが、投資家心理は改善に向かうだろう。27日は7月の工業企業利益が発表されるほか、月末31日には8月の製造業PMIと非製造業PMIが発表される。
執筆者 : MINKABU PRESS
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