続落、ハリケーンによる被害は限定的=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=81.41(-0.92 -1.12%)
ニューヨーク原油の期近は続落。米テキサス州に上陸したハリケーン「ベリル」による被害が伝わっているが、浸水や一時的な停電にとどまっており、今のところ供給に大きな混乱が生じていないことが重しとなった。ただ、調査会社アーガスによると石油企業は被害の確認作業を継続しており、マラソン・ペトロリアムやバレロ・エナジーのガルベストンの製油所では減産が発生する可能性がある。このマラソン・ペトロリアムの製油所は全米最大級で、日量63万1000バレルの精油能力がある。
時間外取引で8月限は売りがやや優勢。通常取引開始後は下げ幅を一時消す場面はあったが上値は重く、81.25ドルまで下落した。
MINKABU PRESS
![MINKABU PRESS](/assets/minkabufx_writers/logo_minkabupress-ec6bdf5044742e8bc94eb3a16e7629c59f783ac386c16782ef9cebc433901c4b.png)
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。