東京株式(寄り付き)=やや売り先行、ETF分配金捻出の売りは警戒
8日の東京株式市場はやや売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比49円安の4万863円と続落。
強弱観対立のなかも主力株をはじめやや売り優勢で始まった。前週末の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株価指数が揃って上昇、ナスダック総合株価指数と機関投資家がベンチマークとするS&P500指数は史上最高値を更新した。6月の米雇用統計は労働需給の緩和を示す内容で、FRBによる早期利下げ観測の高まりが全体相場を支えている。米株高を受け、東京市場もリスク選好ムードが期待されるが、足もとではETF分配金捻出に伴う売り圧力などが意識されやすく上値を重くする可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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