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ドル売り優勢、米PCEデフレータ発表を控えて調整=ロンドン為替概況

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ドル売り優勢、米PCEデフレータ発表を控えて調整=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。東京午前のドル買いを消す動きとなっている。ドル円は161円台を割り込むと、本日の安値を160.40台に更新している。ユーロドルは1.06台後半から1.07台を回復、高値をわずかに広げる動き。ポンドドルは1.26台前半から1.26台後半へと買われ、本日の高値を更新。クロス円はロンドン時間に入るとやや上値重く推移。ユーロ円は172円台割れへ、ポンド円は203円台半ばから前半へと小安い。株式市場は、週末に仏国民議会選挙を控えて仏CAC指数は軟調。仏国債利回りが一段と上昇している。ただ、英独株や米株先物・時間外取引は全般にプラス圏で取引されており、リスク回避の動きは波及していない。米10年債利回りは4.29%付近から4.31%付近での推移。このあとのNY市場で発表される米PCEデフレータの結果を見極めたいとして全体としての方向感はなく、各市場まちまちとなっている。

 ドル円は160円台半ばでの取引。東京午前に161.27近辺まで高値を伸ばす場面があった。バイデンVSトランプのTV討論会でトランプ氏優勢と伝わるとドル買いに反応していた。また、月末関連の仲値フローが出た面も指摘された。しかし、その後は買いは続かず。ロンドン時間に入ると売りに押されて160.40台へと軟化している。

 ユーロドルは1.07台前半での取引。東京市場では1.0711近辺を高値に1.0685近辺まで下落。その後は下げ一服となり、ロンドン時間には再び1.07台に乗せており、高値を1.0712近辺にわずかに更新。ユーロ円は東京午前につけた172.38近辺を高値に、172円台前半で揉み合ったが、ロンドン時間に入ると売りに押されて安値を171.80台に広げてきている。対ポンドでは目立った方向性はみられず。週末の仏国民議会選挙を控えて、仏株や仏国債が不安定な動きとなっているが、全般的なリスク動向には影響を与えていない。

 ポンドドルは1.26台後半での取引。東京午後に1.2622近辺に安値を広げたあとは、買いに転じている。足元では1.2660付近へと上昇している。ポンド円は東京市場、ロンドン市場ともに上値を203.60付近で抑えられている。足元では安値を203円手前の水準へと広げてきている。ユーロポンドは0.8460-70レベルでの揉み合いと方向性に欠ける動き。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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