ユーロ圏のインフレ、6月も鈍化傾向との見方=NY為替
きょうのユーロドルは買い戻しが優勢となっており、1.07ドル台に戻している。ドル買いは依然として優勢ではあるものの、1.06ドル台に入るとショートカバーが強まるようだ。
ECBは今月の理事会で利下げを開始したが、ユーロ圏のインフレが鈍化傾向を示していることでECBは自信を持っているようだ。インフレはECBの目標である2%に近づきつつある。
一部の予測によると、6月分のインフレは総合指数で前年比2.5%上昇と、5月の2.6%から鈍化が見込まれるという。コア指数は2.9%で安定が見込まれるという。この傾向は数ヵ月後も続き、来年は賃金の伸びが鈍化し、インフレは2%を下回ると予測している。ディスインフレは減速こそしているが、脱線はしていないという。
EUR/USD 1.0726 EUR/JPY 171.33 EUR/GBP 0.8455
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
![MINKABU PRESS](/assets/minkabufx_writers/logo_minkabupress-ec6bdf5044742e8bc94eb3a16e7629c59f783ac386c16782ef9cebc433901c4b.png)
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。