英銀、流動性ひっ迫 英中銀のSTRファシリティへの需要急増=NY為替
きょうのポンド円は200円台で上下動しており、一時200円台後半まで上昇していたものの、現在は200円台前半に伸び悩んでいる。方向感のない展開が続いているものの21日線の上は維持し、高値圏での推移となっている。上値は重くなっているものの、上昇トレンドは継続しているようだ。
ここ数週間、英中銀の短期レポ(STR)ファシリティ()に対する英銀からの需要が急増しており、それは英国で流動性がひっ迫していることを示唆している。英中銀は2022年10月にそのファシリティを導入したが、市中の銀行は政策金利で7日間現金を借りることができる。
一部の借り手は資金調達のためにスターリング翌日物インデックス平均(SONIA)よりも0.05%ポイント高い金利を支払っているという。
GBP/JPY 200.35 USD/JPY 157.69 GBP/USD 1.2705
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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