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ダウ反落もナスダックは反発 IT・ハイテク株に買い ただ、インテルは大幅安=米国株概況

株式 

NY株式23日(NY時間16:25)(日本時間06:25)
ダウ平均   49098.71(-285.30 -0.58%)
S&P500    6915.61(+2.26 +0.03%)
ナスダック   23501.25(+65.23 +0.28%)
CME日経平均先物 52920(大証終比:-780 -1.47%)

 きょうのNY株式市場、まちまちの展開。地政学リスクの後退を背景にIT・ハイテク株に買いが入り、ナスダックは続伸。ただ、ダウ平均は下落。ゴールドマン<GS>やJPモルガン<JPM>といった金融株やキャタピラー<CAT>がダウ平均を圧迫した。

 エヌビディア<NVDA>とAMD<AMD>が上昇しナスダックをサポート。中国当局が、国内のIT大手に対し、エヌビディアの「H200」AIチップの発注準備を始めるよう伝えたと報じられたことが好感されている。「MI308」を中国に輸出しているAMDも上昇。中国当局は最近、アリババ、テンセント、バイトダンスといったIT大手に対し、購入準備の次の段階に進むための原則承認を与えたという。エヌビディアのフアンCEOが近く訪中する計画も伝わっている。

 半面、インテル<INTC>は決算を受けて大幅安となったことは雰囲気を圧迫。第1四半期のガイダンスが嫌気されているようだ。1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示したほか、粗利益率の見通しも予想を下回った。供給不足が需要対応の妨げになっているとし、新製品による業績押し上げを期待していた投資家には失望感が広がった模様。また、歩留まりも低迷。
 
 米国のグリーンランド領有を巡って米欧の対立が激化したが、トランプ大統領とNATOのルッテ事務総長が合意し、トランプ大統領は武力行使を撤回したほか、欧州への関税も撤回した。

 「今週、投資家は“TACOトレード”と呼ばれる言葉を好意的に受け止めている。これは“トランプは結局引き下がる”という意味合いで、政権が合意をまとめるために強硬な発言を後退させるとの見方だ」と述べた。

 一方、「合意の詳細は乏しく、島を巡る地政学的対立が再燃する可能性はあるが、週初めの大きな市場混乱の後、交渉が急速に進んだことに投資家は安堵している」との見解も出ている。

 なお、グリーンランド自治政府のニールセン首相は、トランプ大統領が発表した枠組み合意の中身は把握していないとし、いかなる合意もグリーンランドの主権と領土的一体性を尊重する必要があると強調していた。

 クレジットカードなど金融サービスのキャピタル・ワン<COF>が下落。法人向けの経費管理・会計を手掛けるフィンテック企業ブレックスを51.5億で買収合意したと発表した。

 通称サリーメイとして知られる教育ローンを手掛けるSLM<SLM>が決算を受け上昇。1株利益が予想を上回ったほか、純受取利息(NII)は予想を下回ったものの、純利ざや(NIM)は5.21%と予想を上回っていた。

 バイオ医薬品のコヒーラス・オンコロジー<CHRS>が大幅高。アナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始し、目標株価を10ドルとした。

 音楽配信の欧州のスポティファイ<SPOT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。ただ、目標株価は従来の735ドルから700ドルに引き下げている。

 鉄道貨物輸送のCSX<CSX>が決算を受け上昇。26年通期の見通しを好感した模様。

 段ボールのパッケージング・コープ・オブ・アメリカ<PKG>が上昇。新たな値上げが伝えられた。同社は1トン当たり70ドルの値上げを実施する書簡を顧客に送付した。値上げは3月1日付で実施される。

 サイバーセキュリティのフォーティネット<FTNT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を100ドルに設定した。前日終値よりも29%高い水準。

 医薬品のボシュ・ヘルス<BHC>が大幅安。同社が、慢性肝疾患患者の重篤な合併症予防を目的とした第3フェーズのRED-C臨床試験において、主要評価項目を達成できなかった。評価対象はアモルファス・リファキシミンの固体可溶分散製剤。

 モデルナ<MRNA>が5日ぶりに反落。バンセルCEOのインタビューに反応。米当局内でワクチンに対する反対論が強まっていることを理由に、新たな後期段階のワクチン臨床試験に投資する計画はないと述べた。

インテル<INTC> 45.07(-9.25 -17.03%)
キャピタル・ワン<COF> 217.30(-17.77 -7.56%)
SLM<SLM> 27.62(+0.92 +3.45%)
コヒーラス<CHRS> 2.06(+0.47 +29.56%)
スポティファイ<SPOT> 513.21(+14.57 +2.92%)
CSX<CSX> 36.64(+0.86 +2.40%)
パッケージング・コープ<PKG> 225.39(+6.63 +3.03%)
フォーティネット<FTNT> 81.64(+4.02 +5.18%)
ボシュ・ヘルス<BHC> 5.91(-0.66 -10.05%)
モデルナ<MRNA> 48.71(-3.16 -6.09%)

アップル<AAPL> 248.04(-0.31 -0.12%)
マイクロソフト<MSFT> 465.95(+14.81 +3.28%)
アマゾン<AMZN> 239.16(+4.82 +2.06%)
アルファベットC<GOOG> 328.43(-2.41 -0.73%)
アルファベットA<GOOGL> 327.93(-2.61 -0.79%)
テスラ<TSLA> 449.06(-0.30 -0.07%)
メタ<META> 658.76(+11.13 +1.72%)
エヌビディア<NVDA> 187.67(+2.83 +1.53%)
AMD<AMD> 259.68(+5.95 +2.35%)
イーライリリー<LLY> 1064.29(-23.09 -2.12%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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