アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落
東京時間18:04現在
香港ハンセン指数 18477.01(-344.15 -1.83%)
中国上海総合指数 3111.02(+1.45 +0.05%)
台湾加権指数 21662.50(-195.91 -0.90%)
韓国総合株価指数 2677.30(-45.55 -1.67%)
豪ASX200指数 7665.63(-101.08 -1.30%)
インドSENSEX30種 74639.13(-531.32 -0.71%)
29日のアジア株は総じて下落。強い米経済統計やFRB高官のタカ派発言などを背景に米国での利下げ後ずれ観測が広がり、アジア株には重石となった。香港株は大幅続落。ハイテク株、医薬品などが売られた。豪州株は大幅続落。4月の豪消費者物価指数の上振れが圧迫要因となった。一部では追加利上げ観測まで浮上している。
上海総合指数は小反発。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、酒造会社の貴州茅臺酒、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)が買われる一方で、保険大手の中国人寿保険、銀行大手の中国工商銀行、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、医薬品メーカーの石薬集団、電力会社の電能実業(パワー・アセッツ・ホールディングス)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が売られた。
豪ASX200指数は大幅続落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、投資銀行のマッコーリー・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、物流サービスのブランブルズが売られた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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