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東京株式(大引け)=761円安、米長期金利上昇を嫌気したハイテク株売りが波及

株式 

 16日の東京株式市場はリスクオフの地合いが加速し、日経平均株価は下げ足を強め、3万8000円台半ばまで一気に水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比761円60銭安の3万8471円20銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は19億7840万株、売買代金概算は4兆7835億円。値上がり銘柄数は169、対して値下がり銘柄数は1465、変わらずは18銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場がハイテク株を中心に大きく売り込まれたことで、一段とリスク回避ムードの強い地合いとなった。日経平均は一時900円を超える急落をみせる場面があった。米国では長期金利が4.6%台まで上昇し約5カ月ぶりの高い水準となったほか、国内でも新発10年債利回りが大幅に上昇し市場センチメントを冷やす格好となっている。外国為替市場では1ドル=154円台と一段と円安が進んだが、輸出セクターへの買いを誘導する形とはならなかった。長期金利上昇にもかかわらず、銀行株への買いも盛り上がりを欠いている。個別株をみても値下がり銘柄数が1400を上回り、プライム市場の89%の銘柄が値を下げるなど、ほぼ全面安商状といえる地合いだった。

 個別では、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>が売買代金上位を独占したが、いずれも下値を探る展開に。また、商いをこなした東京電力ホールディングス<9501>も大きく値を下げている。トヨタ自動車<7203>が下落、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。日立製作所<6501>、三菱重工業<7011>も安い。古野電気<6814>がストップ安、FPパートナー<7388>も急落。TSIホールディングス<3608>の下げも目立つ。

 半面、ニデック<6594>が商いを伴い大幅高、ソニーグループ<6758>もしっかり。ベイカレント・コンサルティング<6532>が物色人気。テラスカイ<3915>が断トツの値上がり率を示し、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>も急騰、ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>、東宝<9602>などが物色人気となり、ACCESS<4813>も買いを呼び込んだ。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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