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【これからの見通し】きょうも各国中銀の金融政策発表相次ぐ、注目は英金融政策委員会

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【これからの見通し】きょうも各国中銀の金融政策発表相次ぐ、注目は英金融政策委員会

 今週は主要中銀の金融政策発表が相次いでいる。日銀に続いて昨日は米FOMCの結果が発表された。日銀は事前報道で市場に変更内容を浸透させる独自の方法が奏功して、市場ショックと言えるような動きを巧みに回避した。次には利上げタイミングが早まるとの一部報道も出ており、今後注目したいポイントとなっている。

 米FOMCは注目の金利見通しで、年内の利下げが3回だった。事前の市場観測では昨今のインフレの根強さを受けて年内2回が有力になっていたが、見事に梯子を外されている。パウエルFRB議長会見でも今後の利下げ観測には大きな変化は示されなかった。

 日銀とともに米FOMCの発表後も株式市場は歓迎の動きを示している。ドル円は今回の局面でも152円が壁となって一時150円台前半まで反落した。日銀で円売り、米FOMCでドル売りと互いに打ち消し合った格好だ。

 メインイベントは終わった感があるが、きょうも各国中銀の金融政策発表が続く。英中銀、スイス中銀、トルコ中銀、ノルウェー中銀、メキシコ中銀などだ。そのなかではポンド相場に影響を与える英金融政策委員会(MPC)が注目される。

 英中銀は今回も政策金利を据え置くことで市場のコンセンサスが形成されている。ただ、直近の英インフレの伸び鈍化が、各投票メンバーの票割れにどのような影響を与えるのかがポイントとなりそうだ。前回の2月会合では、6対2対1に割れていた。ハスケル、マン委員が25bp利上げ、ディングラ委員が25bp利下げに投票した。インフレ鈍化を受けて、利上げ派がその矛先を鈍らせるのかどうかが注目される。ただ、インフレ指標のなかでもサービスCPIの伸びは根強く、この点が主張される可能性はある。次回5月会合がスーパーサーズデーとなり、経済見通し発表とともにベイリー総裁会見が実施される。次回会合に向けた利下げ議論などのヒントがでてくるのかどうかも注目されよう。

 その他の経済指標では、一連の製造業および非製造業のPMI速報値が発表される。フランス、ドイツ、ユーロ圏、英国、米国など。ユーロ圏経常収支(1月)、米経常収支(2023年 第4四半期)、米新規失業保険申請件数(03/10 - 03/16)、米景気先行指数(2月)、米中古住宅販売件数(2月)など米国を中心に一連の経済指標も発表される予定。

 発言イベント関連では、ジョルダン・スイス中銀総裁記者会見、ECB月例報告、グラベル加中銀副総裁講演、バーFRB副議長の討論会参加などが予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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