アカディア・ファーマが大幅安 臨床試験で主要評価項目を達成できず、試験も中止=米国株個別
(NY時間10:02)(日本時間23:02)
アカディア・ファーマ<ACAD> 19.76(-4.37 -18.11%)
バイオ医薬品のアカディア・ファーマシューティカルズ<ACAD>が大幅安。統合失調症を対象とした「ピマバンセリン」の臨床試験(第3フェーズ)で主要評価項目を達成できなかったと発表した。また、これ以上、臨床試験を実施するつもりはないとも述べている。
アナリストは「今回の主要評価項目の未達は失望だった。結果を総合すると、ピマバンサリンの有効性プロファイルは弱く、同社が臨床開発をこれ以上計画しないという決定に同意する」と述べている。
【企業概要】
中枢神経系疾患の治療薬を開発するバイオ医薬品会社。選択的セロトニン受容体インバースアゴニストであるNUPLAZIDは、パーキンソン病精神疾患に伴う幻覚や妄想症・認知症関連精神病の治療に有効。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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