東京株式(寄り付き)=続落、米ハイテク株安受け下値模索続く
12日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比350円安の3万8470円と続落。
前日の欧州株市場は高安まちまちの展開で、米国株市場でも方向感の見えにくい地合いだった。ただ、米ハイテク株への売り圧力が続いており、NYダウは後半強含みプラス圏で引けたもののナスダック総合株価指数は続落した。半導体関連株への利益確定売りが続いており、東京市場でも同関連銘柄の上値を押さえる背景となっている。日経平均株価は前日の急落で3万9000円台を割り込んでおり目先値ごろ感も意識されるが、押し目買い意欲は今のところ限定的。日本時間今晩に発表予定の2月の米消費者物価指数(CPI)の内容を見極めたいとの思惑から、足もとで積極的な買いが入りにくい面もある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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