オアNZ中銀総裁 政策金利は今年5.50%で維持する必要、世界の中銀は自制心を保つべきだ
オアNZ中銀総裁 政策金利は今年5.50%で維持する必要、世界の中銀は自制心を保つべきだ
NZ中銀のオア総裁は、NZのインフレ率は中銀目標の範囲に戻りつつあるが、それはオフィシャルキャッシュレート(OCR)を制約的な水準で維持することを条件としたものだ。基本的に今年は現状のまま維持する必要があると語った。世界的に見て政策金利は市場が予想しているよりも長期間、高水準に維持する必要があるかもしれない。世界の中央銀行は自制心を保つべきだとも述べた。
NZ中銀はきのう政策金利を5.50%で据え置いたが、一部では利上げが予想されていた。最新予測でオフィシャルキャッシュレート(OCR)のピーク予想を前回から引き下げたことや、声明がハト派だったことを受け、NZドルは急落した。29日の東京時間早朝のNZドル円は91.80円台で揉み合い。きのうのNZ政策金利発表前は92.80円台だった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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