豪中銀コーラー氏 13回の利上げの効果が薄れ始めている インフレが中銀目標範囲に戻るのは25年末だろう
豪中銀コーラー氏 13回の利上げの効果が薄れ始めている インフレが中銀目標範囲に戻るのは25年末だろう
豪中銀経済部門トップのコーラー氏は、豪州のサービス価格は依然として高止まりしていると指摘。豪中銀が重視するCPIの「トリム平均値」は23年末の4.2%から今年末に3.1%にさらに低下すると見ているが、中銀目標の範囲に戻るのは2025年末になるだろう。
企業は人件費や専門サービス、物流、保険など人件費以外の上昇による圧力に直面している。豪中銀の13回の利上げの効果が薄れ始めている。今年、実質家計所得の伸びがプラスに転じていることに伴い消費の伸びが加速することで、今年後半にはGDP成長率が加速すると見ている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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