【本日の見通し】ドル高円安優勢か
【本日の見通し】ドル高円安優勢か
ドル円は日銀金融政策決定会合後の振幅を経てドル高円安が優勢となった。結果発表直後は展望レポートでの2024年度物価見通しが市場予想を下回る2.4%となったことで円売りが入り、148円50銭超えまで急騰。直ぐに値を落とし147円台での推移で迎えた植田日銀総裁会見では見通しが実現する確度が高まっているとの発言が強調されたことで、いったん円買いが入り、146円台を付ける場面が見られた。しかしすぐに反発すると海外市場ではドル高円安が優勢となった。基本的に緩和姿勢を維持した今回の会合をこなし、日米金利差を狙った取引が継続するとの思惑がドル円を支えている。
この後もしっかりとした動きが見込まれる。ドル円は150円をターゲットとした動きがいったん見られそう。上値警戒感もあり、149円手前ではドル売りが入ってくる可能性が高いが、下値しっかり感が強まると、今週後半にかけて149円台に乗せる場面が出てくると見ている。
ユーロドルは明日のECB理事会を前にやや上値が重い。理事会自体は据え置き見通しでほぼ一致しており、波乱要素は少ない。短期金利市場では4月からの利下げ開始を期待しているが、アナリスト予想では6月からが本線で、ラガルドECB総裁の利下げは夏との発言もあり、今回は利下げに向けた前向きな発言はないと見込まれる。この後の利下げに向けた姿勢を期待しての売りであれば反発する可能性がある点に注意したい。1.09台での重さから、流れはまだ下方向と見ているが、下がると買いが出る流れと見ている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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