アナリスト、ウィリアムズ・ソノマの目標株価を２３０ドルに引き上げ＝米国株個別

（NY時間10:33）（日本時間00:33）
ウィリアムズ・ソノマ＜WSM＞　197.95（-0.13　-0.07%）

　アナリストが台所用品販売のウィリアムズ・ソノマ＜WSM＞の投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の１７５ドルから２３０ドルに引き上げた。継続的な利益拡大と需要改善への期待を理由に挙げている。

　昨年は、金利の急上昇、中古住宅販売の低迷、個人消費のサービスへの傾斜、パンデミック時の駆け込み需要の反動などで、家庭用品の需要が弱まった。今年の需要は強まるだろうと述べている。同社には複数の追い風が吹いており、１株利益は１．００ドル以上改善すると予想している。

　３月に発表する第４四半期決算で、長期的な営業利益率目標の下限を１５％から１６％以上に引き上げたとしても驚かないとも語った。

　ただ、株価は小動きに留まっている。

【企業概要】
　キッチン・インテリア用品を複数の自社ブランド名で販売。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、店舗・カタログ通販やオンライン販売とマルチチャンネルで販売を行う小売業者。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美