ビューティ・ヘルスが決算弱く急落 スタンリックＣＥＯが退任＝米国株個別

（NY時間10:18）
ビューティ・ヘルス＜SKIN＞　1.54（-2.36　-60.51%）

　スキンケア製品のビューティ・ヘルス＜SKIN＞が急落。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、１株損益が予想外の赤字となったほか、売上高も予想を大きく下回った。通期のガイダンスも公表し、売上高、ＥＢＩＴＤＡマージンの見通しを下方修正している。

　同社はまた、１１月１９日付でスタンリックＣＥＯが退任し、取締役の席も譲ることを発表した。ベック氏が暫定ＣＥＯに就任する。

（７－９月・第３四半期）
・1株損益（調整後）：-0.56ドル（予想：+0.08ドル）
・売上高：0.97億ドル（予想：1.17億ドル）
・粗利益率（調整後）：62.5％
・EBITDA（調整後）：910万ドル（予想：2150万ドル）

（通期見通し）
・売上高：3.80～4.00億ドル（従来：4.60～4.80億ドル）（予想：4.61億ドル）
・EBITDAマージン：5～6％（従来：15～19％）

【企業概要】
　主にスキンケア製品の開発・製造・販売を行う。エステティシャンとプロバイダー・消費者・パートナーに焦点をあて、スパ・ホテル・皮膚科医・形成外科医・美容小売店など、複数のチャネルを通じて米国内外に商品を展開する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美