アジア株 香港上海株は前日比変わらず、米CPIや中国指標を前に売買手控え
アジア株 香港上海株は前日比変わらず、米CPIや中国指標を前に売買手控え
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 17401.17(-25.04 -0.14%)
中国上海総合指数 3049.08(+2.55 +0.08%)
台湾加権指数 16937.45(+98.16 +0.58%)
韓国総合株価指数 2434.65(+30.89 +1.29%)
豪ASX200指数 7010.70(+61.86 +0.89%)
インドSENSEX30種 64933.87(休場)
アジア株はまちまち。
香港株は前営業日終値を挟んで推移、きょうの米消費者物価指数を前に積極的な売買は手控えられている。
香港は米ドルとのペッグ制を採用していることから金融政策を米国に連動させている。米CPIでインフレがさほど鈍化しなかった場合、米追加利上げ観測が浮上するだろう。仮にFRBが追加利上げをした場合、香港当局も基準金利を引き上げる。
上海株は前営業日比変わらず。あすの小売売上高や鉱工業生産など10月の中国主要指標を前に様子見姿勢が強まっている。10月は製造業PMI、消費者物価に生産者物価と、総じて弱い内容となったことから、明日の一連の指標にも失望する可能性がある。総じて弱い内容となれば中国の景気減速懸念は一段と高まるが、一方で、さらなる景気支援策への期待は広がるだろう。
豪州株は0.89%高。原油価格の上昇を受け素材やエネルギー関連が総じて上昇している。
韓国株は1.29%高。サムスン電子やLG電子、LGディスプレイなどハイテク関連が総じて上昇している。韓国10月のメモリーチップ輸出が16カ月ぶりに増加に転じたことが材料視されているもよう。
執筆者 : MINKABU PRESS
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