7-9月の米新車販売は増加へ 消費者が買い換えを迫られている
7-9月(第3四半期)の米新車販売台数は、ローン金利上昇や価格の高止まりにもかかわらず、プラスとなったもようだ。ブルームバーグが伝えた。自動車の平均使用年数が12年余りに上っており、消費者が買い換えを迫られていることが背景にある。
調査会社コックス・オートモーティブによると、7-9月の新車販売台数は季節調整済みの年率換算で15%余り増の1540万台となる見通し。通年では14%近い伸びになるとコックスでは予測している。価格はなお高止まりしているものの、過去最高からは下がっていることが支援しているという。同社によると、新車価格は平均で約4万7000ドル(約704万円)と、今年早い時期の5万ドル近くからやや下がっている。
GM<GM>、ステランティス、トヨタなど各メーカーは明日、7-9月の販売台数を発表する予定。

執筆者 : MINKABU PRESS
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