ダウ・インクが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ 増配の余地ありと指摘=米国株個別
(NY時間11:01)
ダウ・インク<DOW> 50.82(+0.57 +1.13%)
化学大手のダウ・インク<DOW>が上昇し、ダウ平均をサポート。米大手銀のアナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は従来の55ドルで変わらず。同社のバリュエーションと増配の可能性を理由に挙げている。
同社は今年、配当政策と自社株買いで、ライバルのライオンデルバセル<LYB>をアンダーパフォームしているという。同社は2018年以降、自社株買いで発行株式数を5%減らしたのに対して、ライオンデルは同期間に16%減らしたという。
景気サイクルが落ち込んでいる時期でも、同社のキャッシュフローは堅調で、増配余地があると考えるという。また、ポリエチレン価格の上昇も見込まれるとも指摘している。
【企業概要】
機能性素材や工業中間体からプラスチックまで幅広い資材の開発製造を手掛ける素材化学企業。消費材、工業インフラ、包装が主力分野で、独自の化学・ポリマー技術を基盤とした製品を米国内外に提供している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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