反発、米ロ首脳会談を控えて買い戻し=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=63.96(+1.31 +2.09%)
ウクライナ停戦を目指す15日の米ロ首脳会談を控え、買い戻しが優勢となった。会談終了後にトランプ米大統領とプーチン大統領が共同会見を行うと発表されており、協議の先行きに明るみを感じさせるような段取りとなっているものの、今週にかけての売りが巻き戻されている。ルビオ米国務長官によると、今回の首脳会談で即時停戦は困難だが、ウクライナでの戦闘停止を目指すという。トランプ米大統領は今回の協議を2回目の会談への踏み台とする構えで、次回の首脳会談へつながる可能性が高いとの認識を示した。
時間外取引で9月限はしっかりと推移しつつも、上値は限定的で62.58ドルまで一時マイナス転換した。ただ、通常取引開始にかけて買い戻しが強まり、64.10ドルまで上げた。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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