米上院がクーグラー氏をFRB理事に承認 ヒスパニック系としては初
米上院はエコノミストのクーグラー氏をFRB理事に承認した。ヒスパニック系としては初となる。53対45の賛成多数で可決した。FRBにおいて、バイデン政権が推進する多様性の推進に拍車をかけた。
クーグラー氏の指名は、民主党のメネンデス上院議員がバイデン大統領にヒスパニック系の理事を指名するよう何年も働きかけた結果で、ニュージャージー州選出のメネンデス議員は、ヒスパニック系住民が経済に貢献してきたことを指摘し、重要な決定が下される席に座る資格があると主張してきた。
クーグラー氏はエコノミストで、現在は世銀の米国代表を務めている。教授を務めていたジョージタウン大学を休職しており、以前はオバマ政権時代に労働省のチーフエコノミストを務めていた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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