反発、中国貿易統計を嫌気も売り続かず=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=82.92(+0.98 +1.20%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.87から0.98ドル高。その他の限月は0.45から0.83ドル高。
中国貿易統計が弱く売りが強まる場面はあったが、供給不足見通しを手がかりに押し目買いが優勢となった。石油輸出国機構(OPEC)プラスの相場安定化を目指した取り組みが続くなかで、供給不足が続くとみられている。米石油協会(API)の米週間石油在庫統計の発表を控えて、原油在庫のさらなる取り崩しが意識されたことも支援要因。
時間外取引で9月限は一時79.90ドルまで下落。ただ、通常取引開始後は流れが反転。下げ幅を消すと、83.08ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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