インテルが決算受け時間外で約7%の上昇 需要改善を示唆=米国株個別
インテル<INTC>が引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益が予想外の黒字となったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第3四半期は予想を上回る見通しを示している。コンピューター部品の需要の改善を示唆した。
同社のゲルシンガーCEOは、「2025年までに製造業の主導権を取り戻すという目標を達成するめどは立っている」と述べた。
また、アナリストからは「売上高が予想を上回り、好調はクライアント・コンピューティングに集中したが、データセンターやAIも貢献した。見通しはポジティブだ」との評価も出ている。
株価は時間外で7%近く上昇。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.13ドル(予想:-0.04ドル)
・売上高(調整後):129億ドル(予想:120億ドル)
クライアント・コンピューティング:67.8億ドル(予想:61億ドル)
データセンター&AI:40億ドル(予想:38.2億ドル)
ネットワーク&エッジ:13.6億ドル(予想:15.7億ドル)
モービルアイ:4.54億ドル
インテルファウンドリー:2.32億ドル(予想:1.52億ドル)
・粗利益率(調整後):39.8%(予想:37.2%)
・営業利益率(調整後):3.5%(予想:-1.6%)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.20ドル(予想:0.13ドル)
・売上高(調整後):129~139億ドル(予想:132.8億ドル)
・粗利益率(調整後):43%(予想:41%)
(NY時間17:21)時間外
インテル<INTC> 36.95(+2.40 +6.95%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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