ECBが成長リスクを警告した場合、ユーロは軟化の可能性=NY為替
きょうのNY為替市場は午後にFOMCの結果発表を控える中、ドル売りが優勢となっており、ユーロドルは買い戻しが優勢となっている。東京時間に一時1.1040ドル近辺まで下落し、21日線を下回る場面が見られたものの、現在は維持されている状況。
一部からは、ECBが明日の理事会で追加利上げに対して慎重姿勢を見せれば、ユーロは引き続き圧力を受けるとの見方が出ている。成長見通しが低調であれば、インフレを懸念してきた理事会メンバーも、追加利上げに疑問を呈するはずだという。実際、流通段階での価格圧力が冷え込めば、ECBが予想するよりも早くインフレが低下する可能性がある。そのことから、今回の理事会はデータに依存した理事会ごとの決定スタンスを強調することを予想しているという。
また、今週のユーロドルはユーロ圏の経済指標が予想を下回ったことで、1.1050ドルを一時割り込んでいる。オプション市場は今後24時間のユーロドルのレンジを60ピップスと推計しているが、それが正しくプライシングされていると仮定した場合、FOMCを受けてユーロドルは1.10ドルに向けてスライドするリスクがあるとの指摘も出ている。
EUR/USD 1.1078 EUR/JPY 155.55 EUR/GBP 0.8564
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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