アジア株 香港株は1.5%安、中国共産党中央政治局会議が投資家の失望招く恐れ、大規模支援策ないとの見方
アジア株 香港株は1.5%安、中国共産党中央政治局会議が投資家の失望招く恐れ、大規模支援策ないとの見方
東京時間14:10現在
香港ハンセン指数 18791.91(-283.35 -1.50%)
中国上海総合指数 3170.30(+2.56 +0.08%)
台湾加権指数 17017.08(-13.62 -0.08%)
韓国総合株価指数 2625.82(+16.06 +0.62%)
豪ASX200指数 7312.80(-1.09 -0.01%)
インドSENSEX30種 66722.88(+38.62 +0.06%)
アジア株はまちまち。
香港株は1.50%安。投資家心理が悪化しておりハイテクや消費者サービス、金融、エネルギー、素材など幅広い銘柄が下落している。
不動産開発サービス会社のCG SERVICESは16%安と急落、米JPモルガンが同社株の投資判断を「オーバーウェイト」から「アンダーウェイト」に引き下げたことが嫌気されている。ほかの不動産株も連れ安。龍湖集団は10%安、碧桂園控股は5.8%安、恒隆地産は3.7%安。九龍倉置業地産投資と中国海外発展は2.6%安。華潤置地は2.3%安。
今週開催されるであろう中国共産党中央政治局会議では「大規模」な支援策は期待できない。エコノミストらは、当局は不動産セクターや消費拡大支援など的を絞った「小規模」な支援策を発表すると見ており、中国景気回復には不十分として投資家の失望を招く恐れがある。

執筆者 : MINKABU PRESS
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