ヴィーバ・システムズが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
クラウドベースのソフトウエア開発を手掛けるヴィーバ・システムズ<VEEV>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を181ドルに設定した。ライフサイエンス分野の中核事業である顧客関係管理(CRM)事業のリスクを理由に挙げている。
最大手のセールスフォース<CRM>がこの市場に参入すれば、同社の「ロック」は厳しく試されるという。そうなった場合、少なくとも5%の減収が発生すると見ており、このリスクは現在の株価のプレミアム評価には反映されていないと説明している。
同社株は適正株価をオーバーシュートしており、セールスフォースとの競争が具現化した場合、直近の安値を再び更新する可能性があるとも指摘した。
【企業概要】
企業アプリケーション、マルチチャネルのプラットフォーム、顧客管理、コンテンツ管理ソリューションを提供し、米国で事業を展開するクラウドを基盤としたビジネスサービスを展開する。
(NY時間09:52)
ヴィーバ・システムズ<VEEV> 195.84(-5.85 -2.90%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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