東京株式(寄り付き)=反落、欧米株安受け下値試す展開に
21日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比188円安の3万3200円と反落。
前日の欧州株市場が全面安に近い状況だったほか、3連休明けとなった米国株市場でもNYダウが一時380ドル安と大きく下値を探る展開となったことで、東京市場でもリスク回避ムードが強まった。米国ではパウエルFRB議長の米下院での議会証言を控え、FRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感が株式市場の上値を重くしており、前日に下値抵抗力を発揮した日経平均もきょうは改めて利益確定売り圧力が意識される状況に。外国為替市場でドル安・円高方向に振れていることも買い手控え感を助長し、米株価指数先物の動向や中国、香港株などアジア株市場の動きにも神経質な地合いとなることが予想される。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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