マイクロソフトが終値ベースでの最高値更新の勢い AIブームに乗って買い膨らむ=米国株個別
マイクロソフト<MSFT>が6日続伸し、一時345ドル台まで上昇。このまま終われば、IT・ハイテク企業としてはアップル<AAPL>、エヌビディア<NVDA>に次いで今年3番目の終値べースでの最高値更新となる。
きょうの同社株は21年11月19日につけた終値ベースの最高値343.11ドルを上回った。年初来では43%上昇。なお、取引時間中ベースでは21年11月22日につけた349.67ドルがある。
ここ数カ月、AIブームに乗って同社株は買いが膨らんでいる。アルファベット<GOOG>傘下のグーグルなどの同業他社と生成AIの導入を競っており、同社が支援するオープンAIの最新技術を搭載した検索エンジンの「Bing」とブラウザーの「エッジ」の新バージョンを公開。また、ワードやエクセル、パワーポイントなどのOfficeアプリの全ラインナップもオープンAIの技術で更新している。また、同社はAMD<AMD>のAIプロセッサー進出を支援しているとも伝わっており、AI関連銘柄の筆頭の1つと見られている。
(NY時間10:52)
マイクロソフト<MSFT> 344.64(+7.30 +2.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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