【これからの見通し】調整主導のタイミング、来週の米FOMCを控えて
【これからの見通し】調整主導のタイミング、来週の米FOMCを控えて
きょうは日経平均がSQ週らしい荒れ相場となっている。一時700円安と今年最大の下げ幅となる場面があった。ドル円やクロス円でも円安ポジションに巻き返しが入っている。ただ、リスク回避心理が高まっているわけでもないようだ。昨日の海外市場ではウクライナ南部へルソン州でのダム爆破でウクライナとロシアの緊張が高まったが、株式市場などの反応は鈍かった。この後の海外市場では、引き続き円相場の調整の動きを注視したいところだ。
経済指標の発表予定は、米MBA住宅ローン申請指数(05/27 - 06/02)、米貿易収支(4月)、カナダ国際商品貿易(4月)、カナダ労働生産性(2023年 第1四半期)、カナダ中銀政策金利(6月)など。カナダ中銀については市場の見方が据え置きと利上げに分かれている。前日の豪中銀の予想外の利上げでやや市場センチメントは利上げに傾く可能性がある。東京市場では円高やドル高の圧力でカナダドルが軟調に推移したが、この後の海外市場では利上げ観測が下支えする可能性も指摘される。
発言イベント関連では、デギンドスECB副総裁、クノット・オランダ中銀総裁、パネッタECB理事、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁などECB関係者の予定が多い。ただ、EUグリーンウィークや金融リテラシーなどの話題が中心とあって、金利や経済見通しについては新たなヒントは得られない可能性がありそうだ。
その他の材料としては、ウクライナ情勢関連のニュース、OECD経済見通し、米週間石油在庫統計などもチェックしておきたい。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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