アジア株 香港株はプラスに転じる、中国5月の財新製造業PMIが2月以来の高水準
アジア株 香港株はプラスに転じる、中国5月の財新製造業PMIが2月以来の高水準
東京時間11:03現在
香港ハンセン指数 18402.92(+168.65 +0.92%)
中国上海総合指数 3199.57(-4.99 -0.16%)
台湾加権指数 16517.69(-61.27 -0.37%)
韓国総合株価指数 2570.38(-6.74 -0.26%)
豪ASX200指数 7116.50(+25.19 +0.36%)
アジア株はまちまち。きのうの米株安が懸念されている一方、米利上げ停止期待は広まっている。もっともFRB高官らは6月会合では利上げ停止を支持するものの、利上げは終わったわけではないとしている。
香港株は続落して始まったが、中国財新製造業PMIを受けプラス圏を回復している。中国5月の財新の製造業PMIは50.9と予想を上回り、今年2月以来の高水準となった。もっとも財新PMIを受けた上げは一時的の可能性も。中国の経済停滞懸念や米中関係悪化、中国国内のコロナ感染再拡大への警戒感、人民元安などネガティブな材料が多い。どちらかというと前日に大幅下落し昨年11月末以来の安値をつけたことから、値ごろ感で買い戻しが活発化しているもよう。
JDドットコムや美団、レノボ、バイドゥ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が買い戻されている。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。