アルファベットが上げ幅拡大 グーグルI/Oを開催=米国株個別
アルファベット<GOOG>が午後になって上げ幅を拡大しており、一時113ドル台半ばまで上昇した。同社は本日、グーグルのデベロッパー向けコンファレンス、グーグルI/Oを開催しており、より会話に近い結果をもたらす試験的なインターネット検索の方法を発表し、人工知能チャットボット「バード」を世界中の多くの人がオンラインで利用できるようになったと発表した。
同社は「PaLM2」と呼ぶ新しい大規模言語モデルを発表。開発者がチャットボットなどのツールを体験できるようにした。同社は今回のアップデートでGmailやバードを含む多くの主要製品にすでに織り込んでいるという。
すべての新製品開発の根底にあるのは、グーグルの大規模な言語モデルで、ニュース記事、ソーシャルメディアへの投稿、その他のインターネットソースから膨大な量のデジタルテキストを取り込み、その素材を利用して、プロンプトやクエリが与えられたときに自身でコンテンツを予測生成する大規模なAIシステムだという。
空白の検索バーにキーワードを入力し、関連するソースのリンクのリストを得るというユーザーの習慣が一変する可能性があるとしている。
(NY時間15:08)
アルファベット<GOOG> 112.87(+4.93 +4.57%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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