続伸、需給のタイト化期待が下支え要因に=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=78.76(+0.89 +1.14%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.89ドル高。その他の限月は0.27~0.94ドル高。
中国の需要回復見通しや、世界的な需給が引き締まっていく見通しであることが相場を押し上げた。ゼロコロナ政策が解除された後の中国の石油需要は上向いており、目先は労働節(メーデー)の大型連休で石油消費が上振れする見通し。来月から主要産油国が自主減産を開始することも支援要因。
時間外取引で6月限は76.72ドルまで下落したが、先週末の安値水準で下支えされると一時下げ幅を消した。通常取引開始後は買い戻しが強まり、79.18ドルまで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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