ドル円は133円台での推移、堅調地合い維持も、上値追いに慎重=東京為替概況
ドル円は133円台での推移、堅調地合い維持も、上値追いに慎重=東京為替概況
昨日の海外市場でドル円は植田日銀新総裁による会見での緩和維持の姿勢や、先週金曜日の米雇用統計を受けた5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ期待の高まりなどを材料に133円80銭台まで上昇。133円台半ばへ戻して迎えた東京市場ではいったん133円20銭台まで調整が入った後、133円60銭台に切り返すなど、方向感のしっかりしない展開となった。行き過ぎたドル買いには警戒感が見られるが、日経平均の力強い動きを受けた円売りなどが支えとなった。
午後は若干ドル売りが優勢となり、朝の安値をわずかに更新して133円23銭をつけた。その後の戻りも鈍く若干ドル安優勢となっている。
ユーロドルは昨日のドル高局面で1.0830台を付けたが、その後1.0850前後に戻して東京朝を迎えた。東京市場ではゆっくりとした動きながらユーロ買いドル売りが続き、1.0890台を付けている。
ユーロ高の流れを受けてユーロ円は145円30銭台に上昇。昨日のドル円の上昇局面で145円台を付けた後、ドル円の調整もあって144円80銭台を付ける場面が見られた。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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