ドル円は一時131円台まで下落 クレディスイス問題はひとまず沈静化も不安感が根強い=NY為替
きょうのドル円は戻り売りが強まり、一時131円台まで下落する場面も見られた。前日はクレディスイスの信用不安が高まり、市場も乱高下したものの、スイス当局が具体的な支援方針を打ち出したことから、この問題に対する警戒感はひとまず後退している。ただ、ドル円も132円台半ばまで戻す展開が見られたが、買戻しを強める動きまでには至っておらず、依然として上値は重い。
クレディスイス問題はひとまず沈静化に向かっているようだが、他にもあるのではとの不安が根強いことと、今回の問題による金融システムへの信頼感の低下が、この先の景気にどのように影響するのかを見極めたい雰囲気もあるようだ。そのため投資家のリスク許容度は回復していない。また、今回の件でFRBがどう対応してくるかも確認したい意向もあるようだ。
ただ、下落して始まった米株がプラスに転じていることで、ドル円も132円台後半まで買い戻されている。JPモルガン、モルガン・スタンレーなどの米大手銀が、経営不安が強まっているファースト・リパブリックに資本注入を含む救済策の可能性について議論していると伝わったことが好感されている模様。
USD/JPY 132.85 EUR/JPY 140.66
GBP/JPY 160.52 AUD/JPY 88.43
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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