ライブパーソンが55%急落 決算が失望的な内容 中核事業の規模が期待より小さい=米国株個別
AIアプリ開発のライブパーソン<LPSN>が55%急落。同社はオンラインメッセージングや、マーケティング・分析のためのアプリケーションを開発。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を下回った。EBITDAも予想外の赤字となっている。また、ガイダンスも予想を下回る弱い内容となっている。
アナリストからも今回の決算は失望的で、中核事業の減速の兆しだとの指摘も出ている。「今回の決算は期待外れだった。投資家は中核事業の規模が期待よりも小さいことに失望し、電話会議を途中で抜けてしまった」と述べた。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.55ドル(予想:-0.14ドル)
・売上高:1.22億ドル(予想:1.27億ドル)
・EBITDA(調整後):-521万ドル(予想:+1860万ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:1.06~1.09億ドル(予想:1.32億ドル)
・EBITDA(調整後):-550~-800万ドル(予想:+1500万ドル)
(通期見通し)
・売上高:4.22~4.36億ドル(予想:5.56億ドル)
・EBITDA(調整後):+1500~+3200万ドル(予想:+7170万ドル)
(NY時間10:04)
ライブパーソン<LPSN> 4.35(-5.42 -55.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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