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【今週の注目材料】前回は強く出た米小売、米PPIはやや弱め見通し

為替 

 今週は14日の米消費者物価指数(CPI)に続いて、15日には2月の米小売売上高と生産者物価指数(PPI)が発表されます。1月の小売売上高は前月比+3.0%と12月の-1.1%から一気に改善。市場予想の+2.0%も上回る好結果となりました。1月の米CPIを受けて強まっていた米国の利上げ期待がもう一段強まる形でドル高となりました。1月の生産者物価指数は消費者物価指数同様に12月の水準からは伸びが鈍化も、市場予想を上回る伸びとなりました。予想からの上方乖離が大きかった分、こちらもドル買い要因となりました。

 米小売売上高の予想は前月比+0.2%、自動車を除く前月比の予想は-0.1%と冴えない数字が見込まれています。米PPIの予想は前年比+5.4%、食品・エネルギーを除くコア指数の前年比は+5.2%と共に1月からの伸び鈍化が見込まれています。小売売上高は月毎のブレがそれなりにあるため、深刻というような数字ではありませんが、少し失望感のある水準。PPIもCPI同様にエネルギー価格の前年比ベースでの低下が影響していると見られます。

 先月はこのあたりの一連の指標が軒並み強く出てドル高に勢いがつきました。今回はやや冴えない水準が見込まれており、市場予想通りだと、ドル買いに少し慎重姿勢が見られる可能性があります。

MINKABU PRESS 山岡和雅 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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