チャージポイントが決算受け下落 ただ、アナリストからは前向きな声も=米国株個別
電気自動車(EV)向けの充電ステーションを手掛けるチャージポイント<CHPT>が大幅安。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、EBITDAの赤字は予想ほどではなかったものの、1株損益の赤字は予想以上に膨らんだ。売上高も予想を下回っている。ガイダンスも公表し、第1四半期売上高は予想を下回る見通しを示した。
株価はネガティブな反応を見せているが、アナリストからは利益率が改善しており、市場シェア拡大の機会があると見ているとの前向きな声も出ている。「第1四半期の売上高見通しは、季節的な軟化とサプライチェーンの逆風により影響を受け、第4四半期の業績にも影響を与えた。ただ、売上高の伸びはいずれ再加速するはずで、成長が期待される電気自動車(EV)のフリート顧客層の市場シェア構築のための有意義な機会があるかもしれない」と述べている。
株価は大幅安で始まったものの、売り一巡後は下げ渋る動きが見られている。
(11-1月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.23ドル(予想:-0.19ドル)
・売上高:1.53億ドル(予想:1.65億ドル)
・粗利益率(調整後):18.0%(予想:20.8%)
・EBITDA(調整後):-0.35億ドル(予想:-0.64億ドル)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:1.22~1.32億ドル(予想:1.55億ドル)
(NY時間10:23)
チャージポイント<CHPT> 11.13(-0.13 -1.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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