ユーロが金利上昇の恩恵を受ける範囲は限定的との指摘=NY為替
ユーロドルは上値の重い展開が続いており、一時1.0655ドル近辺まで下げ幅を拡大する場面も見られた。1.06ドル台半ばに下値抵抗が確認されているが、その水準をブレイクすると、節目の1.05ドルを試しに行く展開も視野に入りそうな気配だ。ただ、ユーロを下支えしているECBの利上げ期待は温存されている。
市場からは、ユーロが金利上昇の恩恵を受ける範囲は限定的になる可能性があるとの見方が出ている。ECBのタカ派発言と市場の予想が一致しており、すでにユーロの上値余地も限定的になっているという。市場は3月理事会での0.50%利上げ以降の0.25%ポイントの追加利上げまで完全に織り込んでいる。また、米国のセンチメントの好転は欧州の金利見通しをも押し上げているという。
ラガルドECB総裁は前日に0.50%ポイントの利上げに明確にコミットしていたが、ECBは一貫して利上げに焦点を当てる必要性を確信しているとも付け加えた。
EUR/USD 1.0678 EUR/JPY 143.13 EUR/GBP 0.8890
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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