ノードストロム、市場シェア低下の悪影響を市場は過小評価しているとの指摘も=米国株個別
高級百貨店のノードストロム<JWN>が先週末に、年末商戦に消費者が支出に慎重だったことを理由に通期の利益見通しを下方修正していた。
アナリストからは、同社の市場シェア低下による業績への悪影響を市場は過小評価しているとの指摘も出ている。オンラインに特化したサービスや、TJX<TJX>などのディスカウント小売業者、ブランド独自の店舗やウェブサイトに市場シェアが奪われている。ただ、同社は固定費の削減は困難と指摘。
同アナリストはノードストロームの2023年度の1株利益の見通しを先週末の修正後の1.50-1.70ドルに対して、1.20ドルを見込むとしており、年末商戦が期待外れとなったことを受けて下方修正の見通しを示している。
(20日終値)
ノードストロム<JWN> 17.47(+0.02 +0.11%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。