ウェルズ・ファーゴが決算受け下落 経常収益が予想下回る=米国株個別
ウェルズ・ファーゴ<WFC>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、純受取利息(NII)が好調で1株利益は予想を上回ったものの、経費が予想以上にかさんだほか、経常収益が予想を下回った。また、貸倒引当金は予想以上に積み増している。
同銀のシャーフCEOは声明で「第4四半期は以前に開示した営業損失の影響を大きく受けました。信用損失は緩やかな増加を続けたが、金利上昇が好調なNIIの伸びを牽引し、信用の質は堅調に推移した」と語った。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.46ドル(予想:1.33ドル)
・経常収益:196.6億ドル(予想:199.5億ドル)
・純受取利息(NII):134.3億ドル(予想:130.0億ドル)
・平均融資残高:9485.2億ドル(予想:9512.7億ドル)
・貸倒引当金:9.57億ドル(予想:8.60億ドル)
(NY時間09:51)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 41.23(-1.60 -3.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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