円買いが優勢、ドル円は午後にこの日の安値を小幅に更新=東京為替概況
円買いが優勢、ドル円は午後にこの日の安値を小幅に更新=東京為替概況
ドル円は、日経平均の下落を背景としたリスク回避の円買いや、米10年債利回りの低下を受けたドル売り・円買いの動きで、東京序盤から円高の方向に振れた。正午ごろには、前日終値と比べて1円近いドル安・円高水準となる133円半ばまで軟化した。午後に米10年債利回りの低下が一服したことなどから、133円台後半まで戻したものの、東京終盤に再び円買いが優勢となり、この日の安値を小幅に更新して、一時133.47付近まで下落した。
クロス円もおおむね円高傾向となった。ユーロ円は、142円割れに沈み、東京終盤に一時141.85付近まで軟化した。
年末年始を控えて市場参加者が少なくなるなか、ユーロドルは様子見ムードが広がっており、1.06台前半で小動きとなった。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。