ペイチェックスが下落 堅調な決算も全体相場に呑み込まれる=米国株個別
中小企業向けに給与・人事関連のアウトソーシングを手掛けるペイチェックス<PAYX>が取引開始前に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の見通しは売上高、1株利益とも上方修正されている。
ただ、株価は冴えない反応。アナリストからも決算は堅調な内容と指摘されていたが、本日の全体相場の下げを吸収するほどのインパクトはないようで呑み込まれる。相場が落ち着けば見直し買いが出る可能性はありそうだ。
(9-11月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.99ドル(予想:0.95ドル)
・売上高:11.9億ドル(予想:11.9億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):12~14%増
・売上高:約8%増
(NY時間14:15)
ペイチェックス<PAYX> 110.74(-4.03 -3.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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