アジア株 総じて上昇、香港株は大幅続伸

アジア株　総じて上昇、香港株は大幅続伸

東京時間17:31現在
香港ハンセン指数　　 19679.22（+518.73　+2.71%）
中国上海総合指数　 3054.43（-13.98　-0.46%）
台湾加権指数　　　　 14442.94（+208.54　+1.47%）
韓国総合株価指数　 2356.73（+27.78　+1.19%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7152.50（+37.41　+0.53%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 60894.00（-173.24　-0.28%）

　２２日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。前日の米国株の大幅高を背景にアジア株もおおむね買い優勢で推移した。ナスダックの上昇を受けて、ハイテク株が堅調な動きを見せた。上海株は続落。中国国内での新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されている。香港株は大幅続伸。米株高に加えて、中国当局による景気刺激策への期待感などが買いにつながった。
　　　　　
　中国大陸市場で上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、自動車メーカーの長城汽車が買われる一方で、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、太陽光発電や飼料会社の通威、炭鉱会社のエン州能源集団（ヤンクワン・エナジー・グループ）、石炭エネルギー会社の中国神華能源（チャイナ・シェンファ・エナジー）が売られた。
　　　
　香港ハンセン指数は大幅続伸。スポーツ用品メーカーの李寧（リー・ニン）、オンライン生活関連サービス企業の美団（メイトゥアン）、電子商取引のＪＤドットコム、インターネット検索サイト会社の百度（バイドゥ）、ビール会社の華潤ビール（チャイナ・リソーシズ・ビール）が買われた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は続伸。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、不動産会社のグッドマン・グループ、補聴器メーカーのコクレアが買われる一方で、資源・鉱山会社のＢＨＰグループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが売られた。
　　　
MINKABU PRESS