アジア株 香港株は0.6%安 不動産株が下落、中国10月の新築住宅価格が2015年以降で最大の下落幅を記録
アジア株 香港株は0.6%安 不動産株が下落、中国10月の新築住宅価格が2015年以降で最大の下落幅を記録
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 18223.56(-119.56 -0.65%)
中国上海総合指数 3130.13(-3.95 -0.13%)
台湾加権指数 14579.31(+33.00 +0.23%)
韓国総合株価指数 2465.96(-14.37 -0.58%)
豪ASX200指数 7111.30(-30.33 -0.42%)
アジア株は台湾を除いて下落、米株先物の下げを嫌気しているもよう。ロシアのミサイルがNATO加盟国であるポーランドに着弾し、死者が出たとの報道を受け地政学リスクの高まりが警戒されている。ユーロストックは時間外で1%超下落、ダウ先物は120ドル近く下げている。ただ、パニック的な動きは見られず、アジア株式市場は値動きは限定的。
香港株は反落、前日に4%超急騰し約8週間ぶり高値をつけたことから調整売りに押されている。不動産株の下げが目立つ。碧桂園控股は4.7%安、龍湖集団は3.3%安。中国10月の新築住宅販売価格が前月比で-0.37%と14カ月連続で減少し、2015年2月以降で最大の下落幅を更新した。そのほかハイテクや医療品、消費財関連の一角も下落している。ただ、依然として中国の景気回復期待は続いており、下値は限定的。
15日の中国全体の新規感染者は1万9000人を超えた。ただ、首都北京市の新規感染者は361人と前日から減少した。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。