続伸、インドのロシア産から中東産への代替需要増加観測=NY原油概況
NY原油先物12 月限(WTI)(終値)
1バレル=61.04(+0.91 +1.51%)
ニューヨーク原油の当限は続伸。
制裁を受けているロシアの石油大手、ルクオイルがイラン事業でフォース・マジュール(不可抗力条項)を発動させるなか、これまでロシア産原油を活発に買っていたインドの製油業者が12月積みではサウジアラビア、イラク、クエートなどからの供給を増加させることが報じられたことで、ロシア産からの代替需要増加観測に支援された。また米上院がつなぎ予算案を可決して、12日には下院でも採決が予定されるなど米政府機関の閉鎖解除が視野に入っていることも好感された。加えてドルインデックスがさらに下落してドル安に振れていることも支援材料。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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