メタが上昇 従業員の約１３％を削減 第４四半期の売上高見通しは据え置き＝米国株個別

　フェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズ＜META＞が上昇。従業員の約１３％に相当する１万１０００人余りを削減すると発表した。同社のザッカーバーグＣＥＯが明らかにした。今後数カ月でさらなるコスト削減を実施する意向も明らかにし、来年の採用人数も減らす予定。なお、第４四半期の売上高見通しは従来の３００億－３２５億ドルを据え置いた。予想は３１６億ドル程度。

　ザッカーバーグＣＥＯの声明は以下の通り。
　「パンデミックのスタート時、世界は急速にオンライン化し、ｅコマースの急増により、桁外れの売上高の伸びがもたらされた。ただ、残念ながらその後は私が期待したような展開にはならず、オンライン商取引が以前のトレンドに戻っただけではなく、マクロ経済の悪化、競争激化、広告のシグナルロスにより、収益は私が予想していたよりも遥かに低くなってしまった。これは私の勘違いであり、責めは私が負う」

（NY時間09:34）
メタ・プラットフォームズ＜META＞　101.98（+5.51　+5.71%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美