ドル円145円台での動きが続く=東京為替概況
ドル円145円台での振幅続く=東京為替概況
ドル円は145円台での振幅が続いている。前日海外市場でのドル安もあり、朝方はドルが軟調。昨日海外市場の安値を割り込んで145円20銭前後を付ける場面が見られた。午前8時のケンタッキー州、インディアナ州の開票で始まった中間選挙の開票動向において、序盤民主党が優勢となり、ドルの買い戻しにつながる形でいったん145円80銭超え。その後、共和党が盛り返し、序盤でリードされていたオハイオ州などで共和党の当選確実が出始めると、ドル売りが再び強まり、昼前後に朝の安値を割り込む145円18銭まで。
午後はドルの買い戻しが優勢に。145円ちょうど前後での買いがしっかりしており、短期筋の利益確定買いが入った。また中間選挙において共和党の勝勢ムードが広がっていた下院が意外な接戦となっていること、上院は互角の戦いが続いていることなどが、ドルの買い戻しを誘った面も。
ユーロドルも方向感がなく、1.00台後半での推移が続いている。午前中ドル円が買い戻される局面で1.0050台までユーロ売りドル買いも、その後ドル円が今日の安値を付ける中で、1.0090に迫るユーロ売りドル買いと、ドル主導での動きが続いている。
ユーロ円は146円台での推移。朝のドル円の下げ局面で146円30銭台を付けた後は買い戻し基調が続き、午後は146円80銭台まで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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