朝の介入とみられる動きの後は動きが膠着=東京為替概況
朝の介入とみられる動きの後は動きが膠着=東京為替概況
先週末に152円手前から145円台まで値を落としたドル円、その後148円台を付け、147円台後半で週の取引を終えた。週明けは同数準近くでの推移の後、円安が進行。149円台後半までと朝から2円超の上昇を見せたところで、一気の円買いが入った。介入とみられる動きであるが、当局はノーコメント。この動きで145円台まで値を落としたものの、その後買い戻しが強まり、149円ちょうど前後まで。149円ちょうど前後で完全に上値が抑えられるも、下値もしっかりで、朝の振幅が収まり東京勢が入ってからは動きが膠着した。
先週末にいったん下げた後大きく戻したポンドドル。英国23日、日本時間24日早朝にジョンソン前首相が保守党党首選の不出馬を表明し、ポンド買いに。先週まう1.13ちょうど前後で引けたポンドドルは1.14台まで。167円ちょうど前後で引けたポンド円は168円台に乗せ、さらにその後のドル円の149円台後半までの上昇で。168円80銭前後まで。その後ポンドドルは振幅。ポンド円はドル円の急落に165円台を付け、168円台に戻すという不安定な動き。さらに169円台まで上値を伸ばしている。
ユーロはポンドに準じた動き。朝のポンド高に0.99近くまで上昇したユーロドルは、その後0.98台での推移。ドル円の上昇にも支えられ147円台前半まで上昇したユーロ円は143円80銭まで急落。その後146円台後半へ。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。